三菱UFJビジネスセミナー

★来場開催★会社経営者として、何をしなければならないか、何をしてはいけないのか取締役・執行役員の義務と責任【名古屋来場形式_N002】

  • ★本セミナーは来場形式とオンラインLIVEの同時開催です。(本セミナーは来場形式です)
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セミナー概要・ねらい

 健全な会社経営のために、経営者や会社役員は、自らの義務と責任を果たさなければなりません。会社発展のための行為が不適切な措置となり会社の信用を傷つけるような重大な事態ともなりかねません。従来にも増して法令遵守、企業の社会的責任が重要となっている昨今、コンプライアンス・リスクマネジメントの体制整備と、的確な運用が求められます。そのためには、正しい法律知識と適切な対応策を知っておくことが必要不可欠です。
 本セミナーでは、役員に課せられている義務と責任を理解すると共に、経営に携わる方に必要な法律知識、不祥事への対応策を具体的事例を交え、わかりやすく解説いたします。

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★受講者の声★

  • ・損害賠償請求権の要件、善管注意義務の会社法における考え方がわかりやすかった。
    ・細かな知識よりも正しい判断(標準的考え)が重要と感じました。
    ・取締役としての責任の重さを再認識しました。
    ・知識と、総括としてのケーススタディのバランスが良く、わかりやすかった。
    ・委任契約と雇用契約の違いが認識できた。
    ・ケーススタディの解説が非常に参考になった。
    ・講師の説明が非常にわかりやすく、また、説得力があった。
    ・資料の完成度が高く、非常によい。
    ・取締役といっても今までの業務の延長にあり、意識も低かったが、改めて明確な立場を
     理解できた。
    ・講義に実務に沿った生きた事例が多く、まるで沢山のアドバイスをもらえたようだった。
ジャンル 経営者・経営幹部
対象者 経営者・新任役員の皆さま
開催日時 2023年7月25日(火)10:00-17:00  
講師 菅原 貴与志
会場 名古屋セミナールーム(マザックアートプラザ10F)
 受講当日のご案内
受講料 【受講料】
SQUET特別会員:33,000円
SQUET一般会員:36,300円
会員以外41,800円
※テキスト代、消費税を含みます。昼食のご用意はございません。

●受講お申込み後、「受講証」はマイページより印刷してください。
「請求書」はご郵送いたします。
届かない場合は事務局までご連絡ください。

◆◆受講キャンセルについて◆◆ 
開催日の前日(土日/祝日を除く)17:00までに事務局までご連絡ください。
入金済みの受講料を全額ご返金いたします。
その後のお取消しについては、ご入金の有無にかかわらず受講料を申し受けます。
なお、他のセミナーへのお振り替えもいたしかねますのでご了承ください。
代理の方にご受講いただくことは可能ですが、その際は事前に事務局までご連絡ください。
やむを得ず欠席をされた場合は、セミナー資料を後日お送りいたします。

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※諸般の事情により、やむを得ず開催を見合わせる場合もございます。ご了承ください。
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講師プロフィール

弁護士  菅原貴与志
弁護士、慶應義塾大学教授(2004年 法科大学院、2022年 SFC研究所特任)、東京弁護士会 会社法部 部長、日本商工会議所 経済法規専門委員会 学識委員。2014年4月から法務省法制審議会委員。専門分野は、会社法、経済法、国際取引法、情報法、リスク・マネジメント等の企業法務全般。
【著書】
『企業法務入門20講』『会社法入門20講』(勁草書房)、『新しい会社法の知識』(商事法務)、『詳解 個人情報保護法と企業法務』(民事法研究会)ほか多数。

カリキュラム

第1講 会社役員の責任総論
1. 役員の法律上の地位 ~取締役・監査役とは
1)取締役・監査役と会社との法律関係 ~議論のはじまり:会社法330条の意味
2)執行役員とは ~取締役との共通点と違いは?
3)使用人との相違 ~雇用と委任でどう違うのか?

2. 取締役会と取締役・監査役
1)取締役会とは ~経営事項の決定機関:その専権事項とは?
2)取締役会の決議と各役員の責任 ~連帯責任が問われる意味
3)取締役・執行役員・その他経営幹部 ~業務執行の担い手

3. 役員の義務 ~取締役・監査役がしなければならないこと
1)善管注意義務・忠実義務 ~役員の義務の中核
2)経営判断の原則 ~司法判断のカラクリを解明する
3)監視義務とリスク管理体制の構築義務 ~責任が問われる具体的場面とは?

4. 役員の責任 ~取締役・監査役がしてはならないこと
1)役員の民事上の責任(取締役を中心に)
 ①任務の懈怠 ~損害賠償責任の基本構造を解明する
 ②競業と利益相反取引 ~不誠実さに対する非難可能性の高さを知る
 ③違法配当、利益供与 ~経営層だけがなしうる違法行為
2)役員の刑事上の責任 ~刑事責任が問われる場合とは?
3)会社法以外の法律関係

第2講 会社役員の責任各論
1. コンプライアンス経営の意義
1)コンプライアンスとは
2)CSR・ESG・SDGs
3)インテグリティについて

2. 内部統制システムとリスクマネジメントの実務
1)そもそもリスク(risk)とは
2)法的なリスクマネジメント
3)内部統制の意味内容 ~ビジネスリスクを管理できる組織づくり
4)内部統制システムの法定項目
5)内部統制と指導監督義務 ~経営者は何をすればよいのか?
6)グループ・ガバナンスについて

3. コンプライアンス経営の実体 ~役員が注意しなければならない法律
→経営幹部に必須な法律をポイント解説
1)会社法、金融商品取引法 ~インサイダー取引
2)労働法 ~ハラスメント等の労務リスク
3)経済法(独禁法等) ~カルテル・優越的地位の濫用等の取引リスク
4)情報法務 ~個人情報保護法と不正競争防止法
5)消費者保護法、その他民商法 ~偽装・不当表示
6)税法、政治資金規正法、環境法

第3講 企業経営における課題と解決事例
1. 事例研究【ケーススタディ】
①コンプライアンス事例
 ~個人情報、消費者保護、労務問題、ハラスメント、営業秘密、不当表示、不当な企業攻撃対応 等々
②リスク・マネジメント事例 ~過去の事例に学ぶリスク‣マネジメントの心得

2. リスク・マネジメントにおける役員の職責
1)企業不祥事の防止策
2)企業不祥事発覚時の対応 ~マスコミ対応を中心に
3)コンダクトリスクとリスクカルチャーの醸成

3. 総括と補足
1)会社法制とコーポレートガバナンス・コード
2)その他、最新の実務動向

※録音・録画はご遠慮願います。
※プログラムの詳細は変更となる場合がございますので、ご了承ください。

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