取締役・執行役員の義務と責任【MUFGビジネスセミナーアーカイブ744】
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(2025年7月9日)
(2025年7月25日)
(2026年3月3日)
セミナーのねらい
健全な会社経営のために、経営者や会社役員は、自らの義務と責任を果たさなければなりません。会社発展のための行為が不適切な措置となり会社の信用を傷つけるような重大な事態ともなりかねません。従来にも増して法令遵守、企業の社会的責任が重要となっている昨今、コンプライアンス・リスクマネジメントの体制整備と、的確な運用が求められます。そのためには、正しい法律知識と適切な対応策を知っておくことが必要不可欠です。
本セミナーでは、役員に課せられている義務と責任を理解すると共に、経営に携わる方に必要な法律知識、不祥事への対応策を具体的事例を交え、わかりやすく解説いたします。
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(動画本数:6本、動画時間:5時間20分)
※本セミナーは2024年7月10日開催オンラインセミナーのアーカイブ配信です。
お申し込み方法:通常セミナーと同様にお申込みください。
★受講者様Eメールアドレス宛に視聴IDををお送りしますので、受講者Eメールアドレスは必ずご入力ください。
★動作環境・視聴テストをご確認のうえお申込みください。
<視聴推奨環境>
【PC環境】
・Windows
OS: Windows 10[ 64ビット版 ] Windows 8.1[ 32ビット版/64ビット版 ]
ブラウザ: Microsoft Edge Chrominum 87 Firefox 83 Google Chrome 87
・Mac
OS: macOS v11.0 Big sur macOS v10.15 Catalina macOS v10.14 Mojave
ブラウザ:Safari 14
【モバイル環境】
・Android
OS: Android11.0 Android10.0 Android 9.0 Android 8.0 Android 7.1
ブラウザ:Android Chrome
・iOS
OS: iOS 14 iOS 13 iOS 12
ブラウザ: Safari
★オンラインセミナーアーカイブ配信は、LMS「OpenSesame」を使用します。
OpenSesameはデジタルナレッジ社KnowledgeDeliverを使用しております。
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<動作テスト環境>
下記UDLより下記テストユーザーID/パスワードでログインいただき、動作をご確認ください。
UDL:https://open-sesame.study.jp/rpv/
ユーザーID:MURC_TEST03
パスワード:MURC_TEST03
★受講者の声★
- ・新しい知識をたくさん得ることができました。これからテキスト等を見直して復習しておきたいと思います。
・法律の解釈に留まらず、具体事例を持って説明を頂きました。また、法令と実態が合っていない場合に何を基準として判断すべきか、具体的に示唆頂き、大変参考になりました。
・"問題が発生したら先送りせずに早急に対応する。嘘をつかずに真摯な対応に心掛ける。"が印象的でした。
・6月より就任しましたが、学ぶべき事柄が明確になり、益々励みたいと思います。
・いちいちそんなことで責任を取る必要はない!心強いお言葉でした。
・会社法のポイント+役割と責任が分かり易かった
・元々から総務人事経理をしていましたが、改めて理解し直すことができました。ケーススタディは具体的でイメージし易かったです。
・わかりやすかった。責任ある職務と感じました。
ジャンル | 経営者・経営幹部 |
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対象者 | 経営者・新任役員の皆さま |
開催日時 | 視聴期間:15日間(申込締切:2025年9月3日(水)) |
講師 | 菅原 貴与志 |
会場 | オンラインアーカイブ配信 受講当日のご案内 |
受講料 | 【受講料(1名あたり)】 SQUET特別会員:38,500円 SQUET一般会員:41,800円 会員以外:47,300円 ※テキスト代、消費税等を含みます。 ★2024年7月10日開催の同セミナーご受講者様は上記に関わらず一律3,300円にて承ります。 お申込みの際備考欄にご記入ください。 【視聴期間について】 受付後、別途担当よりEメールにてご連絡いたします。 原則、水曜日(祝日の場合は火曜日)までのお申込み受付分について、 翌週月曜から15日間が視聴期間となります。 木曜日以降受付分は翌々週の月曜日からの開始となります。 別の期間でのご受講をご希望の場合は、お申込み時に「ご連絡事項欄」にご入力いただくか、ご連絡メール返信にてお知らせください。 ※SQUIET会員以外のお客さまは事前振込確認の後ID発行になります。 【ご受講について】 視聴期間中は時間を選ばず、何度でも繰り返し視聴できます。 テキストはログイン後、PDFにてダウンロードいただけます。 ★視聴期間の延長はできません。 ★IDの共有は禁止しております。1IDにつき1名様ご受講いただけます。 別の方のアクセスが判明した場合は人数分の受講料を申し受けます。 ★視聴画面の複製、画面コピー、テキスト・資料の複製・コピー、共用は固くお断りいたします。 これらの行為が発覚した場合、当社から損害賠償請求等の法的措置をとる場合があります。 【ご請求について】 ★お申込み受付後、会員区分を確認のうえご請求書をお送りいたします。 【お申込みのキャンセルについて】 キャンセルにつきましては、ご受講開始の前週木曜日(祝日の場合は水曜日)までに ご連絡いただければ、受講料を全額ご返金いたします。 受講ID登録以降のキャンセル、他のセミナーへのお振り替えはいたしかねますので、 ご了承ください。 ただし、代理の方にご視聴いただくことは可能です。 受講者変更の場合は事務局までご連絡ください。 |
講師プロフィール
【著書】
『企業法務入門20講』『会社法入門20講』(勁草書房)、『新しい会社法の知識』(商事法務)、『詳解 個人情報保護法と企業法務』(民事法研究会)ほか多数。

カリキュラム
第1講 会社役員の責任総論
1.役員の法律上の地位 ~取締役・監査役とは
1)取締役・監査役と会社との法律関係 ~議論のはじまり:会社法330条の意味
2)執行役員とは ~取締役との共通点と違いは?
3)使用人との相違 ~雇用と委任でどう違うのか?
2.取締役会と取締役・監査役
1)取締役会とは ~経営事項の決定機関:その専権事項とは?
2)取締役会の決議と各役員の責任 ~連帯責任が問われる意味
3)取締役・執行役員・その他経営幹部 ~業務執行の担い手
3.役員の義務 ~取締役・監査役がしなければならないこと
1)善管注意義務・忠実義務 ~役員の義務の中核
2)経営判断の原則 ~司法判断のカラクリを解明する
3)監視義務とリスク管理体制の構築義務 ~責任が問われる具体的場面とは?
4.役員の責任 ~取締役・監査役がしてはならないこと
1)役員の民事上の責任(取締役を中心に)
①任務の懈怠 ~損害賠償責任の基本構造を解明する
②競業と利益相反取引 ~不誠実さに対する非難可能性の高さを知る
③違法配当、利益供与 ~経営層だけがなしうる違法行為
2)役員の刑事上の責任 ~刑事責任が問われる場合とは?
3)会社法以外の法律関係
第2講 会社役員の責任各論
1.コンプライアンス経営の意義
1)コンプライアンスとは
2)CSR・ESG・SDGs
3)インテグリティについて
2.内部統制システムとリスクマネジメントの実務
1)そもそもリスク(risk)とは
2)法的なリスクマネジメント
3)内部統制の意味内容 ~ビジネスリスクを管理できる組織づくり
4)内部統制システムの法定項目
5)内部統制と指導監督義務 ~経営者は何をすればよいのか?
6)グループ・ガバナンスについて
3.コンプライアンス経営の実体 ~役員が注意しなければならない法律
→経営幹部に必須な法律をポイント解説
1)会社法、金融商品取引法 ~インサイダー取引
2)労働法 ~ハラスメント等の労務リスク
3)経済法(独禁法等) ~カルテル・優越的地位の濫用等の取引リスク
4)情報法務 ~個人情報保護法と不正競争防止法
5)消費者保護法、その他民商法 ~偽装・不当表示
6)税法、政治資金規正法、環境法
第3講 企業経営における課題と解決事例
1.事例研究【ケーススタディ】
①コンプライアンス事例 ~個人情報、消費者保護、労務問題、
ハラスメント、営業秘密、不当表示、不当な企業攻撃対応 等々
②リスク・マネジメント事例 ~過去の事例に学ぶリスク・マネジメントの心得
2.リスク・マネジメントにおける役員の職責
1)企業不祥事の防止策
2)企業不祥事発覚時の対応 ~マスコミ対応を中心に
3)コンダクトリスクとリスクカルチャーの醸成
3.総括と補足
1)会社法制とコーポレートガバナンス・コード
2)その他、最新の実務動向
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(動画本数:6本、動画時間:5時間20分)
※本アーカイブセミナーは2024年7月10日開催の同セミナーを録画したものです。
※動画・テキストの画面キャプチャ、複製は禁止いたします。